こんにちは。
Lighthouse Photoです。
いつもライトハウスフォトのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2月まではホントに寒い日が続き、お宮参りやご家族の記念などでのロケーション撮影では、カメラマンの僕よりもお子様やお客様の方が大変だったんじゃないかなと思うぐらい。
ただ、いつも晴天で、お天気には恵まれていましたよ。
そして、いよいよ2016年も3月に入り、入学式や桜のシーズンも間近!!なんだかワクワクしますね^^
お子様がいる家庭では、お花見とかは行くんですかね?でも、まだ小さいお子様だとご飯も離乳食や離乳食前って方もいらっしゃるかも。
今回は、お子様の初めてのご飯ともいうべき”お食い初め”の撮影へ行ったこともあり、お食い初めについてお写真と一緒にご紹介いたします。
お食い初めって?
”お食い初め”って、人生に一度しかなくて、経験してても生まれて間もない時なので、記憶にないことがほとんどではないかと思います。そもそも、お食い初めってなにかご存知ですか?
僕もよくわからなかったので、調べてみると・・・・・
”大事なわが子が、生涯食べ物に困らないように”と願いを込めて行う古くからの儀式なんです。
赤ちゃんのお口に初めてミルク以外の食べ物を口にするんですが、もちろん本当にお口の中に食べ物を入れるわけではなく、お口の近くに食べ物を持って行って、”食べるフリ”をしてもらうんですよ。
まだ、歯が生え揃っていないので、フリだけで十分です^^
お食い初めの準備とかあるの?
基本的に、一汁三菜と言われるものを用意します。
その他にも、お箸は”柳の白木”やお椀も”鶴、松などの蒔絵(まきえ)模様で描かれた漆器”など、昔ながらのきまりがあるようですが、全てしっかり集めるのはきっと大変だと思います。今では、インターネットで検索するとセットで販売しているところもあるようですので、一度検索してみるのもいいかもしれませんね。
一汁三菜はどんなものかというと、”鯛さんなどの尾頭が付いている焼き魚(地域によってお魚の種類が違うようです)”、”すまし汁(鯛さんなどの実)”、”煮もの”、”香のもの”、”お赤飯や白飯”と”歯固めの小石”をお膳にのせてお祝いします。
一汁三菜は、守っていただき、その他は現代風でもいいそうです
食べる順番とかあるのかな?
”食べる”といっても、フリなんですが、一応順番もあるそうです。
ご飯をあげるのは、”養い親”に食べさせてもらうのが一般的のようです。養い親とは、おじいちゃま・おばあちゃまやその場に集まっている中で年長者(長寿の人)になるようですが、こちらは、年長者(長寿の人)に食べさせてもらうと”長寿”にあやかれるという意味があるそうです。おじいちゃま・おばあちゃまも記念ですので、食べさせてあげてくださいね。
そして食べる順番は、
まず鯛さんなどを口にもっていって食べさせるマネをします。それから、お箸を歯固めの小石に当てて、そのお箸を赤ちゃんの歯茎にチョンと当てます。これは、石のように丈夫な歯が生えるようにという願掛けです。
その後、”お赤飯・ご飯” → ”すまし汁” → ”お赤飯・ご飯” → ”お魚” → ”お赤飯・ご飯”の順に3回行います。
”ひとつぶなめ”といって、何かひとつちょっとだけなめさせてあげるということをするところもあるようです。
ただ、これは本格的なやり方なので、赤ちゃんの体調や状況によって全部できないこともあると思いますので、あまり負担をかけないようにしてあげましょうね。
では、実際どんな風になっているかというと・・・
美味しそうですよね。お祝いという感じの料理がズラーっと並んでいます。
ちなみに、お椀やお箸などは、離乳食のことを考えて選んでもいいそうです。それに、お正月の時に、お食い初めの時に使ったお椀やお箸などを使って大人のみんなとおせちを食べるという使い方もできるみたいですよ。お食い初めの一度だけではなく、お祝い事などでも使えるなんて助かりますね
お食い初めの時に一緒に晴れ着をかけているお写真をよく見かけますよね。あれにもきちんと意味があるんです。
赤ちゃんは生まれてから”産着”を着て過ごしていますよね。今では産着にもいろいろあると思いますが、基本的には白い産着を着ているかなと。それがお食い初めの時に、柄の入った掛け着をかけてもらい、初めて白い産着以外のものを着ることになります。
これをむかしは『お色直し式』と言ったそうです。
お食い初め、と一言でいっても、じつはふたつの行事をしているんですね。
お食い初めの撮影では、こんな風にお撮りします
お食い初めのお料理と、お色直し式をしているシーン。
”お祝いをしてもらってるー”と言わんばかりの満面の笑みがたまらないですね^^
他にもこんなお写真をお撮りました
この日は、お食い初め以外にも撮影をしました。
バッチリカメラ目線をもらったり・・・
赤ちゃんの等身大のお写真を撮ってみたり・・・
のんびりご機嫌さんでした^^
ご自宅以外でも、撮影を行いました
ご自宅での撮影中、お外のお天気も良く、撮影時間もまだあったので、お外へ・・・
ちょっと寒かったけど、太陽の光いっぱいに綺麗なお写真も残せました。
パパもママもお子さんを見ている時の表情がとっても優しくて、撮影しながらなんだかほっこり気分になりました。
最後に・・・
お食い初めというと、あれもこれも揃えないといけないのかなぁ・・・と思っていた方も、離乳食でも使えるお椀やお箸を使うという方法もありますし、少し大きくなってからでも使えるものを揃えてもいいみたいです。
儀式と思うよりも、お祝いとして祝う事が何より大事なので、順番や形よりも、お子さんへの気持ちを大事にしてあげてくださいね。
こんな撮影できますか?こんな風に撮ってほしい!など、撮影のご要望やご相談など些細なことでも結構です。
お宮参りやお食い初め以外にもお子さんのバースデー記念やロケーション撮影など、お気軽にご相談くださいね。